【内容】
5月6日までの大型連休中、岸田文雄首相を含む岸田内閣メンバー14人が外遊に出る。
岸田首相はフランス、ブラジル、パラグアイを訪れる6日間の日程を組んでおり、他の閣僚も各国訪問を予定している。
新型コロナウイルス感染症法の「5類」に移行した後の初めての大型連休で、首相や閣僚の3分の2以上が国外へ行くことになる。
上川陽子外相は6カ国を訪れる予定で、特にアフリカ3カ国と南アジア2カ国を回り、「グローバルサウス」との関係強化を目指す。OECD閣僚理事会には、岸田首相や上川外相など複数の閣僚が参加する。
斎藤健経済産業相と伊藤信太郎環境相はG7気候・エネルギー・環境相会合に出席し、6月のG7サミットに向けた認識を確認する。自見英子万博担当相は2025年の大阪・関西万博に向けてBIEの事務局長との会談をパリで行う。
一方、林芳正官房長官は国内に残り、首相や閣僚不在時の危機管理を担当する。
ツイッター上では、大型連休中の外遊に対して様々な意見が飛び交っている。
国民が困難に直面している中での外遊への不満、海外での資金の使い方への疑問、国内の問題に目を向けるべきだという声などが見られる。
政府の動きには国民の注目が集まっており、国内外の政治状況への関心が高いことがうかがえる。